マンモグラフィ読影診断ワークステーション
mammodite (マンモディーテ)
進化しつづける、乳腺画像診断のためのビューアソフト
すべての女性のためによりよい乳腺画像診断を目指して自社開発
「すべての女性の健康のために」
「乳がんの早期発見、早期治療を実現するために」
「より正確な乳腺画像診断をサポートできるように」
そんな願いからマンモグラフィ読影診断ワークステーション「mammodite(マンモディーテ)」は誕生しました。
マンモグラフィ画像とは思えないほどの、他に類を見ない表示スピード
「mammmodite(マンモディーテ)」の最大の特長は、その表示スピードです。 マンモグラフィ画像は他のX線写真に比べても容量が大きく、従来のビューアでは画像表示に時間を要していました。しかし、「マンモディーテ」では、医師や診療放射線技師に「まるでマンモグラフィではないかのよう」といわしめるほどの速度を実現。ストレスなく画像を呼び出すことができて、読影のスピードアップにも大きく貢献します。
医療現場でのご使用感については、亀田京橋クリニックさまのクリニカルレポートをご覧下さい。
現場の医師、診療放射線技師の声をもとに開発
マンモグラフィ読影診断ビューア「マンモディーテ」は、徹底的に現場の声にこだわって開発しました。
たとえば、暗くして作業することの多い読影室での長時間使用を想定して、目の疲れを軽減するために、インタフェースデザインは「黒」を基調色としています。
また、所見記入機能は、複数の医師、技師がお使いいただくことを想定して設計しました。技師専用の所見記入機能もご用意。複数人で書き込むことができ、診断フォローにも対応しています。
さらに、電子カルテからも参照可能、マンモグラフィ所見だけでなく、エコー所見(オプション)も装備しています。
マニュアルがなくても使える、直感的な操作感
「ネットカムのビューアは、パソコンさえ使えれば、見ただけで操作方法がわかりますね」そういったありがたいお声も多数いただいています。 医療用のソフトウェアの使命として、とにかく現場のフローをさまたげないこと、作業スピードを落とさないことを第一に考えて開発しました。画面上にわかりやすいアイコンを配置することで、どこを押せば何ができるのかがビジュアルで伝わるように工夫しています。こだわりぬいたユーザーインターフェイスに、ぜひ一度ふれてみてください。
電話窓口にエンジニアが待機 充実のサポート体制
ネットカムは、システムご導入後のアフターフォローも万全です。 常にお客さま窓口にはエンジニアが待機しております。「操作がわからない」「ビューアの調子が悪い」といった場合には、ご遠慮なくお電話ください。ご連絡をいただいたその場でシステムの状況を把握し、万一のトラブルにもすばやくご対応いたします。 また、リモートメンテナンスでもお客さまのシステムをサポート。安心してお使いいただける体制が整っています。
正確な乳腺画像診断をサポートする10の機能
「マンモディーテ」は、「より速く」「より見やすく」「より使いやすく」を追求してきました。高精細でストレスフリーな読影をサポートする10の機能をご紹介します。

- 1. オートポジショニング機能
- 乳腺濃度を左右で計算し、ワンクリックで自動補正できます。
- 2. マスキング機能
- 非対称性の抽出をサポートします。
- 3. ワンタッチ過去画像比較機能
- わかりやすい「レイアウトアイコン」で、どこを押せばどの画像が出るのかが、一目瞭然。

- 4. 腫瘤計測機能
- 腫瘤の長径×短径を表示させて、その数値をそのままレポートへ貼り付けることができます。
- 5. 図形オブジェクト機能
- 適切な図形オブジェクトをアイコンから選んで、画像に書き込めます。
- 6. 白黒反転
- 乳房領域だけを白黒反転させられます。

- 7. IMAGE LICKER
- ディスプレイを最大限に利用し、ブロック単位で表示します。
- 8. PIXEL LICKER
- ブロック単位でピクセル等倍にして、見落としを防ぎます。

- 9. クロスリファレンス機能
- 所見が認められた場合には、別方向から撮影した画像上にも、その箇所を表示します。
- 10. トモシンセシス標準対応
- トモシンセシスもスムーズに表示。スピードを落としてゆっくり映し出しても、なめらかです。
レポート作成をサポートする10の機能
「マンモディーテ」は、レポート作成の機能も充実しています。ガイドラインに準拠したレポートが、ビューアソフト上の操作だけで完成します。

- 1. 検査条件呼出機能
- 検索条件をあらかじめ設定しておき、あてはまるデータをワンクリックで呼び出すことができます。
- 2. 所見詳細呼出機能
- カテゴリーや所見などから検査の呼び出しができます。
- 3. 検査ブックマーク機能
- ティーチング用、発表用などの用途別に分類して、症例をストックすることができます。

- 4. 検査統計機能
- 各ステータス別に数値を集計することが可能です。また、集計データは外部出力できます。
- 5. 検査メモ機能
- 所見に落とすことなく、気になった点は検査メモ機能で共有できます。医師と放射線診療技師のあいだの意思疎通を、より綿密でスムーズなものにします。
- 6. ダブルチェック対応
- 放射線診療技師を含む、複数人での所見作成が可能です。

- 7. 自由度の高いシェーマ機能
- 各所見についてテンプレートを備えており、シェーマの書き込みが容易です。書き込んだ画像は回転させて位置を調整することもできます。
- 8. キー画像貼り付け機能
- 拡大倍率を維持したままでの貼り付けも可能です。
- 9. スペースの広い備考欄
- たっぷり書き込める備考欄をご用意。テキストをテンプレートにして登録できるため、記入時間の短縮につながります。
- 10. エコー所見(オプション)
- オプション機能として、エコー所見にも対応しています。
各病院、施設に合わせたシステム構築も
高い拡張性と柔軟性こそが「マンモディーテ」の強み。ネットカムシステムズでは、クライアントさまごとにふさわしい読影環境をトータルにサポートいたします。流れるように連動する、乳腺診断に特化したシステムをぜひ一度ご体験ください。

Xrono Server(クロノサーバ)
サーバ兼クライアント型のDICOM Serverです。これ1台で画像とレポートデータの一元管理が可能に。
「自動プリフェッチDICOM Q/R」も標準装備しており、過去画像との比較読影も大変スムーズです。わざわざサーバに取りにいくことなく、必要な画像が常にお手元にある、という状態を実現します。

既存システムとのスムーズな連携を実現
既存のHIS/RIS、検診システムなどとの連携にも柔軟に対応し、所見の院内Web配信も可能です。
「マンモディーテ」は100%自社開発システムですので、各病院に合わせたカスタマイズにも柔軟にご対応します。マンモグラフィ読影において「現状のシステムをこんなふうに変えたい」「こんなところに困っている」といったことがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
医療現場でのご使用感については、亀田京橋クリニックさまのクリニカルレポートをご覧下さい。
増えつづけるご導入先
「マンモディーテ」がリリースされたのは2012年。ビューアとしての歴史は比較的短いものの、お客さまのおかげをもちまして、ご導入先は日々増えつづけております。全国の国立大学病院、総合病院、クリニック、医療施設において、今日も「マンモディーテ」は乳腺画像診断の場で活躍しております。
15の基本機能
- 1. マルチモダリティ対応
- 2. マンモグラフィ読影に特化したToolBox
- 4. 読影レイアウト機能
- 5. 画像処理における読影支援
- 6. トモシンセシス対応
- 7. 各社CADマーカー表示機能
- 8. マンモグラフィ所見レポート(ダブルチェック対応)
- 9. 技師専用マンモグラフィ所見レポート
- 10. 画像サーバ/レポートサーバ機能
- 11. 画像データバックアップ機能
- 12. 自動プリフェッチDICOM Q/R機能
- 13. 日本語インターフェイスに対応
- 14. 国内流通全メーカーのマンモグラフィ画像に対応
- 15. 15MsP対応
システム構成
- 高性能ワークステーション
- RAID対応
- マンモグラフィ画像表示モノクロ高精細モニター
- 高速表示専用グラフィックボード
- 検査リスト/レポート表示用カラー液晶モニター
- イメージオペレーションキーパッド
- バックアップ用NAS画像管理システム
- バックアップ用Blu-Ray画像管理システム
- 無停電電源装置
- mammodite View
- mammodite Report
- Xrono List(画像管理ソフトウェア)
- ディスプレイ精度管理ソフトウェア
お問い合わせ、お見積もり、デモンストレーションにつきまして
マンモグラフィ読影診断ワークステーション「マンモディーテ」につきまして、資料請求、お見積もり、デモンストレーションなどのご依頼がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。もちろん費用は一切かかりません。
お問い合わせをいただいてから、2~3営業日以内にメディカル専門の担当者よりご連絡を差し上げます。